藤井聡太六冠と伊藤匠二冠も年男

 プロ棋界の勢力図は、藤井聡太六冠と伊藤匠二冠がタイトルを持ち合っている。今年も両者が中心になって戦われることだろう。2人とも2002年生まれの年男で、今年の誕生日で24歳になる。

 昨年11月に第38期竜王戦(藤井聡太竜王―佐々木勇気八段)七番勝負第4局は、京都府京都市「京都競馬場」で開設100年記念として初めて行われた。対局室はゴール板に面した貴賓室の菊の間に特設された。

 2日目の対局再開時には、競馬界のトップスターの武豊(56)騎手が登場し、背筋を伸ばしたスーツ姿は話題になった。

 対局は激闘が繰り広げられ、第4コーナーを回った最終盤で、藤井が大外から一気に駆けぬいて勝った。その結果、藤井は4連勝して竜王戦で5連覇し、規定によって「永世竜王」を取得した。

 武は小学生時代に囲碁将棋部に所属したという。藤井について「向上心を持っていて、すごい透明感は昔の自分を見ているみたい」と感想を語った。

 藤井が2020年に初タイトルの棋聖を獲得したとき、武は将棋世界誌に《これからますます注目を浴びる立場になりますが、あなたの落ち着きぶりなら、どんなことでも乗り越えていけると思います。20歳になられたときには、競馬場に来られてください。お待ちしています》というコメントを寄せた。

 その後、藤井が対局以外で競馬場に行ったかどうかは不明である。

 

【詰将棋の正解と解説】

▲3三馬△2二金▲同馬△同玉▲3二金△1二玉▲1三金△同玉▲3一馬△1二玉▲2二馬まで11手詰め。

▲3三馬に△2二銀の合駒は、▲2一金△同玉▲3二馬引以下で早く詰む。▲1三金と捨てるのが好手で、馬を活用する順で詰みとなる。