参政党の「化けの皮」ははがれるか?
西田氏:秋から政局も本格化していくと思うんですが、梅村先生、それから参政党はこれから何を具体的になさろうと思っているのでしょうか。
記者会見する参政党の(左から)松田学参院議員、安藤裕参院議員、神谷代表、梅村みずほ参院議員=8月1日午後、国会(写真:共同通信社)
梅村氏:まず、今回の参院選で当選した14名の中には、6年前の私と同じように、ほとんど素人から来たという方もいます。なので、教育をしないといけない。
今、(党の)研修も仰せつかっているので、きょうも3年前に通った民法を題材にして、予算委員会の総理質問、(質疑時間)片道7分をもらったと思ってやってみて、というような研修をしました。
まずは一人ひとりの能力を高めていくっていうことを、党内でやっていくという方針です。
西田氏:参政党の仕組みづくりにやっぱり関心がわきますね。
梅村氏:やっぱり、期待されている分だけ、失望される時も早いと思うんですね。何かあれば「あ、違った」って思われてしまうかもしれない。
特に言われているのが、「臨時国会以降、化けの皮がはがれるぞ」と。
西田氏:言われていますね。
梅村氏:言われているけど、でもそうじゃないと思います。研修の内容を見ていたら、バッジを初めて付けた、もともと普通の人だった人も、一生懸命訴えることができてきている。
そのノウハウを教えてさしあげるということで、議会が始まっても「意外とやるな」っていうふうな印象を持っていただけるようにしたいです。
西田氏:本格政党への道、ってことですね。