この猫は、釣り人の背中にピッタリと体をくっつけて寄り添い、他の猫が近づかないように厳しい目で見張っていました。男性の背中が動けば、それが竿を引き上げるタイミングだと知っていて、「魚をおくれよ〜」とゴッツンコしていました。魚をもらったとき、全身の毛の色がはっきりと輝いたように見えました。

 ドゥブロヴニクはクロアチアの南端、アドリア海に面しています。海と堀に囲まれた城塞都市ドゥブロヴニク旧市街は、16世紀ごろ完成した計画都市です。

 ドゥブロヴニク旧市街の表玄関ピレ門には、その昔、跳ね橋が渡されていました。街を守るために、日没後は跳ね橋が上げられて門を閉じていたのです。現在では固定された橋となり、早朝に通勤する人々を出迎える猫の姿が見られます。