
小学生時代にはフィギュアスケートの大きな大会で優勝も
150万枚を記録したミリオンヒット「ブルー・ライト・ヨコハマ」でも知られる女優・歌手のいしだあゆみさんが、3月11日に76歳で亡くなった。3月17日、所属事務所イザワオフィスの公式サイトにて発表された。
〈弊社所属アーティスト いしだあゆみ は、令和7年3月11日4時48分、甲状腺機能低下症のため、東京都内の病院にて76歳で永眠いたしました。ここに謹んでお知らせ申し上げますとともに、生前中に賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げます〉といしださんの死を報告。葬儀は近親者で執り行ったといい、〈また、誠に勝手ながらご香典、ご供花、ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。お別れの会なども故人の遺志により行なう予定はございません〉と発表。〈これまでいしだあゆみを応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます〉と結んでいる。
1948年3月26日生まれ、4人姉妹の次女として誕生している。長女の石田治子さんは、元フィギュアスケート選手で、1968年グルノーブル五輪女子シングルスの日本代表となり、その後に指導者となっている。妹は歌手でアイドルだった石田ゆりさんだが、20歳で作詞家・作家だったなかにし礼氏と結婚し、惜しまれつつも芸能界を引退した。
大阪府池田市出身。大阪学芸大学附属池田小学校を卒業しているが、いしださん自身も5歳からフィギュアスケートを始め、選手として活躍。小学6年生時には全関西フィギュアスケート選手権ジュニアの部で優勝しているという。同時に、児童劇団でも活動していた。