地元にはないのだが、他の街にいったときに入る店に、大戸屋がある。
大戸屋のちきんかあさん煮(950円)が好きだったが、塩分が6.5gもある。ほとんど1日分である。ちょっと食べづらい。
やよい軒は、から揚げ定食(820円)やミックスとじ定食(910円)が好きだったが、いまは行ってない。
大戸屋は塩分表示がはっきりしていて良心的である。他はリンガーハットにほっともっと、吉野家とすき家、松屋の牛丼チェーン店が表示をしている。
神経質だとわかっていても
食事するたびに、いちいち塩分を気にしていたのでは、食べた気がしないだろう、嫌だねえ、と思われたことだろう。
そんなことを気にせず、食べたいものを食べられる人は幸せである。
塩分量などなにも考えずに食べていたころが懐かしい。
昔のわたしがそうだった。塩分など考えたこともなかった。
いまでもほとんどの人は、食事をするときに塩分なんか気にしないのだろう。もっともカロリーは気になる、という人は多いだろうが。
JR京浜東北線の蕨駅前にシャノアールという喫茶店があった。
そこのミックスサンドが絶品だった。コーヒーとセットで650円くらいだった(コロナ禍で残念ながら閉店した)。
そのときに一緒に食塩も持ってくるのである。はじめてサンドイッチに食塩を振るのかと思った。
それからは平気でかけていたのだが、いま考えると夢のような話である。
いまではみそ汁も半分以上残す。漬物はほとんど食べない。
コンビニでも、いちいち、塩分を見るようになった。
鮭のおにぎり1.6g、赤飯0.89gとか、玉子サンドイッチ1.9g、ミックスサンド2.2g、焼きそばパン2.2g、コロッケパン1.8gなど、自分でも嫌になるほど、塩分表示を気にするようになったのである。
気にしすぎで、あまりにも神経質だというのは、自分でもわかっている。
あと何十年も生きるわけではない、好きなものを好きなだけ食べればいいのだ、と思わないでもない。