良い土壌さえ作っておけば、良い種は植えるだけでいい。みんなで丁寧に作った土壌に、一番の種を蒔いたら、それにはもう手を加える必要はない。勝手に伸びる。

 その種が、選手なのだ。だから、大谷をいじる必要はない。

(『監督の財産』収録「3 伝える。」より。執筆は2013年1月)

9月9日『監督の財産』栗山英樹・著。大谷翔平から学ぶべきもの、そして秘話なども掲載。写真をクリックで購入ページに飛びます