驚くほどたくさん流出している

 SNS上には無料開放に先駆けて、ダークウェブ レポートを使ってみたというGoogle Oneのユーザーからは、SNSなどに驚きの声が上がっている。

「ダークウェブ レポートやってみたら、昔登録したサイトから電話番号とかメールアドレスとか流出してた」

「思った以上に漏洩していてびっくり…… 対策しなきゃいけないな」

 ユーザーが想像している以上に情報漏洩が起きているようだ。

 またSNSの声を見る限りでは、古くから使っているサービスや、過去に登録して今は放置しているアカウントなどから流出しているケースも少なくない。ダークウェブ レポートでは漏洩元のサービスや放置しているアカウントがわかるため、対策を取りやすい。

 Google以外にも、セキュリティソフト「norton」やWebサービス「@nifty」でも、同様のサービスを提供してる。nortonでは、「個人情報流出チェック」でメールアドレスの流出を確認可能。@niftyには「1クリックでできる個人情報流出チェッカー」がある。

 どちらもWeb上でメールアドレスを入力するだけで、無料ですぐに漏洩の有無がわかるため、簡易チェックとして利用してみるのがおすすめだ。

 さまざまな情報が裏取引されている「ダークウェブ」。そこへ個人情報が流れれば、悪用されるリスクは高い。とはいえ、ダークウェブは相応の知識を持たない人が気軽に入れる場所ではない。ダークウェブへの情報流出を監視できるサービスは、ネットユーザーにとって大きな助けになるだろう。