加賀温泉駅から加賀周遊バスで山方向に向かい、山代温泉総湯・古総湯バス停下車。「山代温泉 古総湯」と「湯の曲輪(ゆのがわ)」。内藤廣氏と南雲勝志氏のディレクションで江戸中期の温泉街の街並みを再生した。
向かいに立つ「山代温泉 総湯」は内藤廣氏の設計による新築。2009年竣工。内部はそれぞれの個性がある。2施設に両方入浴できるセット券があるので、せっかく行くなら両方体験しよう。
古総湯・総湯もいいけれど、内藤廣氏の真骨頂はこの「九谷焼窯跡(くたにやきかまあと)展示館」だろう。2002年。出世作の「海の博物館 収蔵庫」にも似た静寂の空間。