サッカーアジアカップで1月31日にバーレーンを降してベスト8に進出、準決勝進出をかけてイランと対戦することになった日本代表は、とんでもない事態に見舞われている。
1月31日付の「デイリー新潮」、および2月1日発売の「週刊新潮」で「伊東純也の準強制性交」疑惑が報じられたのだ。被害女性2人が告発するという内容になっている。
記事の中身は、伊東純也が国際親善試合に出場した際に滞在していた大阪のホテルで、女性が準強制性交の被害に遭ったとして大阪府警へ刑事告訴し、それが受理されているというものである。
二転三転した後に「代表離脱」の結論
該当になっているのは昨年6月20日にパナソニックスタジアム吹田で行われた日本代表対ペルー戦であり、4-1で日本が快勝している。酒を飲ませて準強制的に性交したというが、果たして事実なのかどうか現時点では判明していない。また週刊新潮は伊東本人に取材もしていない。
記事が出た当日のバーレーン戦では、伊東はベンチ入りはしていたが出場機会はなかった。これはイエローカードの累積枚数の調整のために伊東に出番がないことは事前から予想されていたことだ。
しかし報道の影響は大きかった。
2月1日午後7時30分(日本時間)、日本サッカー協会(JFA)は伊東純也の日本代表からの途中離脱を発表し、ファンに衝撃が走る。
一方、伊東側は「性加害はなかった」として、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出し、受理された。
事態が動く中、JFAは方針を一転させる。2日午前2時過ぎ(同)、今度は同日中の離脱はない、と発表。ファンは「伊東純也、引き続きアジアカップに出場可能か」という希望を抱かせた。