スタバはおじさんでも採用されるの?
スタバでおじさん店員はほぼ見かけない。働いているのは、意識高めの大学生やオサレな主婦ばかりだ。
スターバックス・ジャパンの元CEO(おじさん)ですら、研修の時に「商品オーダーのコーリングが恥ずかしくてできなくて」と述べている(『スターバックスのライバルは、リッツ・カールトンである。』)。おじさん店員は間違いなくスタバで浮くだろう。
スタバの社員としてバイトの採用も行っている20代女性に、「スタバはおじさんでも採用するのか?」と聞いてみた。すると、「バイトの採用は各店舗の社員に任されているが、年齢や性別で選ぶことはない」という。
「どんな人を選ぶかと言えば、『人の喜びを自分の喜びにできる人』ですね。具体的には、夏場にフラペチーノの注文が殺到し、効率を求めて無言になるような時でも、お客さんのことを考えてイライラしない人です」
この女性社員は、バイトの面接に1時間はかけているといい、「人間性が素晴らしい方なら、おじさんも大歓迎です」と話していた。
今の時代、「おじさんだから」と断られることはないが、そこはやはりスタバ。何やら独特のこだわりを感じる。
一体、スタバに選ばれるおじさんとは、どんな人なのか。