全27公演中で最も多く選曲された曲

 まず「卒業公演」で披露された楽曲総数は234曲でした。乃木坂46がこれまでに発表したのが全262曲だそうですので、そのおよそ9割が少なくとも1回は「卒業公演」で歌唱されていることになります。

 では、乃木坂46卒業全27公演中で最も多く選曲されたトップ20(27曲)をカウントダウン形式でご紹介していきましょう。

●20位 8回

「サヨナラの意味」

「何度目の青空か」

「走れ!Bicycle」

「13日の金曜日」

「ロマンティックいか焼き」

「会いたかったかもしれない」

「失いたくないから」

「左胸の勇気」

 橋本奈々未の卒業曲としてリリースされた「サヨナラの意味」は、卒業ソングとして最も多いのではと筆者は予想していましたが、意外にランクは下でした。

●15位 9回

「ぐるぐるカーテン」

「世界で一番孤独なLOVER」

「あらかじめ語られるロマンス」

「ここにいる理由」

「転がった鐘を鳴らせ!」

 乃木坂46のデビュー曲である「ぐるぐるカーテン」も意外なほど少なく、9回にとどまっていました。

●12位 10回

「君の名は希望」

「太陽ノック」

「狼に口笛を」

 乃木坂46が2015年にNHK紅白歌合戦に初出場した時に歌ったのが、5枚目のシングル表題曲だった「君の名は希望」。ですが、惜しくもトップ10ならずでした。

●9位 11回

「シンクロニシティ」

「ダンケシェーン」

「ハウス!」

 2018年の日本レコード大賞受賞曲「シンクロニシティ」はここで登場です。

●6位 12回

「インフルエンサー」

「ロマンスのスタート」

 乃木坂メンバーによるとテレビ番組などで最も多く披露し、2017年の日本レコード大賞も受賞している「インフルエンサー」もトップ5入りできませんでした。