ルアンパバーンで出会った黒猫たちはみな、黒の質が違うというのか、「漆黒」と表現したくなるような重厚な黒色をしていました。黒猫は見分けがつきにくいのですが、目の色やシッポの長さで個体を識別するようにしています。

 シッポが少し短かめなこの黒猫も漆黒でツヤツヤしていました。

 ルアンパバーン旧市街の朝市はよく知られています。新鮮な野菜や果物はもちろんのこと、川魚、肉類の出店も充実しています。スパイスやお茶の店には、観光客が足を止めていました。

 定食屋さんの裏口はお寺に続く路地に面しています。休憩時間なのでしょうか。店の人が、腰を下ろすとすぐに猫がやってきて、ねぎらうように寄り添いました。