幼い猫が話しかけてきました。なんですか、と腰を下ろすと、さっと私の肩に乗り、ゴロゴロいいながら体をすり寄せてきました。よほど人恋しかったのでしょう。しばらく撫でてやると、満足したのか、ノビをしながら海岸の方へ立ち去りました。

 フェリーに乗って、次の島レヴァンツォ島を目指します。

 ファヴィニャーナ島とレヴァンツォ島の2つの島は、透明度の高い青く透き通った海で知られています。特にファヴィニャーナ島の海水浴場は、世界有数の透明度を誇っていて、6月から10月上旬までの観光シーズンは、大勢の人でにぎわうそうです。

 港の風景です。こちらの島は、観光地というよりも、地元の人が暮らしている静かな町という感じです。バーやレストランも数軒しかなく、ファヴィニャーナ島と比べるととても落ち着いています。