先日、米アルファベット傘下グーグルの社内文書が公開されちょっとした話題になった。
内容は、従業員が新型コロナウイルスのワクチン接種に関する規則に従わない場合、無給扱いとし、最終的に解雇するということであった。
この文書が公になり、同社は結局、その計画を無期限先送りすると発表した。
さて、これを韓国に置き換えるとどうなるのか。
韓国では現在ワクチン・パスを導入し、ワクチン接種なしでは解雇になるのは当然ということになっている。
では、ワクチン・パスとは何なのか。
その言葉通り、ファイザーやモデルナに関しては2回のワクチン接種、ヤンセンに関しては1回接種した人たちに発行されるデジタル証明だ(接種から2週間以上6月以内の人に限られる)。
「COOV」アプリをダウンロードして自分の住民登録番号などを書き込むと、これまで予防接種を何日に済ませたのかを確認することができ、店にあるQRコードで読み取らせることができる。
「COOV」とは、世界初のブロックチェーン基盤の新型コロナウイルス予防接種認証システムのデジタル証明書である。
韓国政府は11月1日から段階的に「withコロナ」することを提唱し、年末は韓国でも忘年会などができるものと思っていた。