オリンピックの開催中止を求める世論は日に日に増している(写真:Stanislav Kogiku/アフロ)

 東京五輪・パラリンピックの開催まで2カ月を切っているが、新型コロナの感染拡大に収束の兆しは見えず、開催中止を求める世論は日に日に増している。本来、五輪開催は国威発揚と経済浮揚が見込める世界的イベントだが、一部の関係者以外、誰も五輪を求めていないという悲しい状況になっている。もはや呪われているといっても過言ではない。

 迷走五輪の直接の原因は新型コロナのパンデミックだが、これまでの中途半端な感染抑制策や「Go To トラベル」のような観光需要喚起策、ワクチン確保などの現状を見るに、政府が五輪の実現に向けて最善を尽くしたかどうかは疑問が残る。

 なぜこんな残念なことになってしまったのか──。招致活動に尽力した猪瀬直樹・元東京都知事が諸悪の根源を名指しした。以下、動画をご覧ください。

諸悪の根源を名指しした猪瀬氏

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