目抜き通りのプラツァ通りにも猫の姿が。猫たちは、人々の喧騒を気にする様子がありません。
路地にいたこの三毛は、おばあちゃんが一人で切り盛りしている小さなゲストハウスで暮らしています。おばあちゃんが犬嫌いなので、犬が近づかないよう見張っているのだそうです。
日中は観光客でにぎわうスポンザ宮殿も、早朝には猫しかいません。港近くにあるこの建物は、税関施設として16世紀に造られました。現在は、国の古文書の保管場所となっています。ルネサンスとゴシックを融合した建築様式と、文化財のレプリカなどを入場無料で見学することができます。
旧市街の裏手に港があります。釣り糸を垂れている男性の周りに猫たちが集まっていました。「港で釣れた魚なんて、燃料のにおいがするし、水が汚れているから、食べられたもんじゃない。猫だって、よほどお腹が空いてない限り、オモチャにするだけだよ」と、話してくれました。