この3匹はどれも違う黒猫です。

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　この猿は、ゴールの東20kmに位置するアハンガマという町からやってきて、町に住み着いたのだそうです。町の人は、父親（左）にラッキー、息子（右）にラッキフェルナンドという名をつけ、愛着を持って接しています。

　ロシィという名の母はあまり人が好きではないので人前には現れず、夫と息子に「バナナをもらってきて」と、命令をしているのだとか。それで、この2匹が現れると、町の人が交代で小さなバナナを3本買ってやり、与えていると話してくれました。

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　工芸品の工房前にも猫たちの姿がありました。路地に朝日が当たると、猫たちは毛づくろいをはじめました。

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　ゴールには、もう一つ、特記すべき名物があります。それは、インド洋に沈む太陽。この砦の上から沈む夕日に願いを唱えると叶えられるそうです。

　日没時刻の1時間くらい前から、人々が集まってきました。あいにくこの日は、水平線上に暗い雲が広がって、太陽を隠してしまいました。それでも人々は、刻々と変わる空の模様をいつまでも眺めていました。