インド洋に浮かぶ島国スリランカ(Googleマップ)
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 今回訪ねたのはスリランカです。スリランカは、北海道の約8割の面積で、インド半島(インド亜大陸)南東部からこぼれ落ちた涙のような形をしてインド洋に浮かんでいます。スリランカでは、起伏に富んだ地形と、熱帯雨林気候などの天候が複雑に絡み合うことにより作り出された、独特な景色と多様な動植物に触れることができます。

 また、多くの遺跡が残され、岩山の上に立つ宮殿や石窟寺院など8カ所も世界文化遺産に登録されています。

 キャンディの町は、スリランカ島のほぼ中央に位置しています。観光の目玉は、世界遺産「仏歯寺と旧王都」です。ダラダー マーリガーワ寺院、通称「仏歯寺」には、インドから運ばれたお釈迦さまの仏歯(犬歯)が祀られています。

 キャンディのランドマークはキャンディ湖。19世紀初めにこの地を治めていたキャンディ王国の最後の王の命令で、12年の歳月をかけて建造された人造湖です。仏歯寺とキャンディ王宮は、キャンディ湖畔にあります。

 キャンディの町は、この湖の西側を中心に栄えています。

 中央市場を訪ねれば、野菜や果物、スパイスや衣料品など、さまざまな日用品を手に入れられます。