アマゾン、配送業で独立目指す従業員に支援策 約110万円支給へ

米アマゾン・ドットコムのフルフィルメントセンター内の様子。米コロラド州にて(2018年5月2日撮影、資料写真)。(c)Rick T. Wilking / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 〔AFPBB News

 米アマゾン・ドットコムは5月13日、宅配業務の起業を支援する取り組みを拡大すると発表した

今度は従業員を対象に希望者を募る

 新たに同社の米国従業員を対象に、最大1万ドル(約110万円)の事業立ち上げ資金を提供するとともに、給料の3カ月分に相当する資金援助を行う。事業立ち上げ後は、アマゾンがコンスタントに仕事を発注するという。

 アマゾンは昨年(2018年)6月、同社のeコマース商品を宅配する業者を増やすための取り組みとして、「デリバリー・サービス・パートナー」と呼ぶプログラムを開始した。これは起業に必要な環境をアマゾンが用意するというものだ。

 例えば、アマゾンのロゴが入ったリース車両や制服、そしてガソリン、保険など、業務に必要なものを安価で提供する。また、運転手の研修プログラム、アマゾンの宅配情報システムへのアクセスも用意するほか、事業に必要なさまざまなサービスも安価で提供する。

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