ボーイング747をネットで競売、2機54億円で落札 中国

ボーイング747。(本文とは関係ありません)(2002年12月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/PETER PARKS〔AFPBB News

今後2年でアマゾン専用機を10機増やす

 米アマゾン・ドットコムは12月21日、米オハイオ州ウィルミントンの航空貨物会社、エア・トランスポート・サービシズ・グループ(ATSG)との提携を拡大し、同社専用の航空貨物機を今後2年かけて10機増やすと発表した

 同社が米国で航空機を使った輸送業務を開始したのは2016年のこと。当初は、ATSGのほか、米アトラス・エア・ワールドワイド・ホールディングスから「ボーイング767-300」を約10機リースし、同社のeコマース商品を輸送していた。

 これが今では40機となり、日々、約20の空港を行き来している。同社によると、これらの航空機では1日当たり、合計数十万個の荷物を輸送しており、増え続ける顧客の要望に応えているという。今後は同機体の専用機を50機に増やし、急ぎ便配送のさらなる効率化を図るとしている。

アマゾン、航空貨物施設も拡大中

 米メディア(トランスポート・トピックス)によると、アマゾンは今回の発表に先立ち、シカゴ・ロックフォード国際空港にある航空貨物施設の敷地面積を今の6700平方メートルから1万8600平方メートルに拡大する計画を明らかにしていた。

 また、来年(2019年)には、テキサス州のフォートワース・アライアンス空港に新たな航空貨物ハブを開設し、オハイオ州のウィルミントン・エアパーク空港に新たな貨物仕分け施設を開設する計画だ。