記者たちからそれについて質問されると「150兆ウォンと言ったのはメディアが検証もせず使った数字であって、本質は宝より史料的な価値」などと訳の分からない言葉を発した。
また、チェイル製鋼の買収は会社代表の個人的な投資活動だとし、「シンイルゴールドコイン」の発行も「シンガポール・シンイルグループ」という別途の法人だと言った。
出国停止命令を受けたグループ代表
記者会見は、疑惑を払拭するどころか、増幅させてしまった。
7月30日、韓国の警察はシンイルグループのチェ代表を含め、主な関連者たちに対して出国禁止を命じた。
警察は、同グループ関係者らが未確認の金塊を担保に「シンイルゴールドコイン」という仮想通貨を販売するなど、投資詐欺をしていると疑っているという。
ドンスコイ号に関してこのような事態になったことは今回が初めてではない。2001年にも宝船に関する株価が急騰したことがあった。
東亜建設が政府に事業申請をし、宝船と言われたロシアの戦艦ドンスコイ号を引き揚げるとPRした。