南シナ海で米空母が軍事演習、フィリピン寄港前に

南シナ海で米空母「セオドア・ルーズベルト」から戦闘機を発動させる兵士ら。米海軍提供(2018年4月11日入手)。(c)AFP PHOTO /US NAVY/MICHAEL HOGAN/HANDOUT〔AFPBB News

 5月17日、アメリカ海軍太平洋艦隊司令官の交代式が執り行われた。世界最大の規模を誇る艦隊の指揮が、スコット・スウィフト海軍大将の手からジョン・アキリーノ海軍大将の手に委ねられた。

「大国間角逐」下の新太平洋艦隊司令官

 太平洋艦隊司令官交代式での第一声で、アキリーノ新司令官は「アメリカに敵対する姿勢を強める勢力」に対して次のような警告を発した。

「大国間角逐こそが、アメリカの国益そして繁栄に対する最大の挑戦となっている。今やインド~太平洋地域こそが最大の大国間角逐の場である。我々に挑もうとする敵に対して、マティス国防長官の言葉を借りて警告しよう──アメリカ太平洋艦隊は最良の友とも、最悪の敵ともなり得る──それはあなた方の選択だ」

 新太平洋艦隊司令官アキリーノ海軍大将の言葉は、マティス国防長官がかつて総司令官を務めたアメリカ海兵隊で好んで用いられている「アメリカ海兵隊は、アメリカの味方にとっては最良の友であり、アメリカの敵にとっては最悪の敵である」というスローガンをもじったものである。

スウィフト司令官(右)から交代したアキリーノ新司令官