アイフォーンから煙、アップルストアにいた50人が避難 スイス

英ロンドンの店舗で展示されるアップルの「iPhone 7」(2016年9月16日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Jack Taylor〔AFPBB News

 米アップルの「iPhone」は、今年(2018年)1~3月期の市場シェアが1年前の14.4%から、15.1%に拡大した。

 スマートフォン市場が減速し、iPhoneももはや成長が見込めないと懸念されていたが、この端末は、依然、堅調に伸びているようだ。

 米国の市場調査会社、ストラテジーアナリティクスが、こうしたレポートを5月1日に公表した。

サムスン、首位になるも台数は減少

 ストラテジーアナリティクスによると、今年1~3月期におけるスマートフォンの世界出荷台数は、3億4540万台で、1年前から2%減少した。同社はその要因として、(1)消費者の買い替え周期の長期化、(2)通信事業者によるサブシディ(助成金)販売モデルの減少、(3)ハードウエアデザインにおける新奇性の欠如を挙げている。

 出荷台数のランキングを見ると、韓国サムスン電子が、7820万台を出荷し、首位となった。同社は、昨年10~12月期にトップの座をアップルに明け渡したが、1~3月期は、22.6%のシェアで、首位に返り咲いた。ただし同社の出荷台数は、1年前から2%減少している。

 サムスンの端末は、北米市場や欧州、韓国で好調に推移した。しかし、インドと中国の市場では、ライバルの中国シャオミ(小米科技)との激しい競争に直面しているという。