投資情報誌の米バロンズや、アップルの情報に詳しい米アップルインサイダーによると、iPhoneの現行モデルである「iPhone 6」と「同6 Plus」は発売から9カ月経過したにもかかわらず、その人気はいまだ衰えないという。
中古価格が依然高値で推移
これらの記事によると、アップル製品の市場動向に詳しい米投資会社パイファー・ジャフリーのジーン・マンスター氏が、両モデルの中古価格を調べたところ、依然高い水準で推移していることが分かった。
マンスター氏は、iPhoneの売り上げの大半を占める米国と中国で、それぞれの中古価格を調査した。
それによると、米国ではiPhone 6と同6 Plusが発売されてから9カ月たつが、現在の中古価格はともに新品小売価格の72%だった。これに対し、前モデルの「iPhone 5s」「同5c」の発売から9カ月後の、新品価格に対する中古価格比率は、それぞれ60%と48%だった。