「アップルウオッチ」4月24日発売へ、18金使用モデルも

リストウエアタイプがウエアラブル機器市場の大半を占める見込みだという(写真は「アップルウオッチ」)〔AFPBB News

 米国の市場調査会社IDCがこのほどまとめた世界のウエアラブル機器市場に関するリポートによると、今年の年間出荷台数は、昨年の2640万台から173.3%増の7210万台になる見通しだ。

 これに先立ち同社が報告していた今年1~3月期の出荷台数は、前年同期の3倍の1140万台。ウエアラブル機器の世界出荷台数は8四半期連続で前年実績を上回っている。

 また、4月からは米アップルが同社初のウエアラブル機器「Apple Watch」を販売している。 

 同社は今年3月時点で、今年の出荷台数が4570万台になるとしていたが、こうした勢いの高まりを背景に今回、予測値を大幅に上方修正した。ウエアラブル機器の年間出荷台数は今後42.6%の年平均成長率で伸び、2019年には1億5570万台に達するという。

リストウエアは9割超の6570万台に

 IDCはウエアラブル機器をその形態別に分類しているが、それには次のようなものがあるという。

(1)リストバンド型、ブレスレット型、腕時計型といった手首に装着する「リストウエアタイプ」

(2)クリップやストラップなどで体の一部に装着する「モジュラータイプ」

(3)めがね型やヘッドマウントディスプレイなどの「アイウエアタイプ」

(4)シャツや靴下、帽子などに取りつける「衣服タイプ」

(5)イヤホンが進化した形の「イヤウエアタイプ」