サムスン電子、日本向け新型スマホから自社ロゴ消す

オーストラリア・シドニーのサムスン電子の店舗に展示された新型スマートフォン「Galaxy S6」〔AFPBB News

 香港の市場調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケットリサーチがまとめたスマートフォンの販売統計調査によると、韓国サムスン電子が今年4月10日に発売した最新スマートフォン「Galaxy S6」「同S6 edge」の4月末までの合計販売台数は600万台だった。これは昨年4月に発売した「Galaxy S5」の同じ期間の販売台数を上回っている。

初月の販売はひとまず健闘

 カウンターポイントによると、Galaxy S5の当初販売国は125カ国だったが、Galaxy S6シリーズはわずか20カ国。またS6 edgeは曲面ディスプレイを採用しているため量産が難しく、供給が需要に追いつかない状態だ。Galaxy S6シリーズはGalaxy S5に比べマーケティング費用も少ない。

 こうした悪条件があるものの、Galaxy S6は健闘したと、カウンターポイントは指摘している。

 一方 、米アップルが昨年9月に発売した「iPhone 6」シリーズの発売後3日間の販売台数は1000万台を超えていた。iPhone 6の人気は依然衰えず、発売後8カ月経った今でも好調だ。

4月のトップ2機種は「iPhone 6」と「同6 Plus」

 同社がまとめた今年4月におけるスマートフォンの機種別販売台数ランキングは、「iPhone 6」が1位で、「同6 Plus」が2位。

 そして「Galaxy S6」と「同S6 edge」がそれぞれ3位と4位に入り、このあと中国シャオミ(小米科技)の「Redmi(紅米)2」、サムスンの「Galaxy Note 4」、アップルの「iPhone 5s」、サムスンの「Galaxy S5」と続いた。