AsiaX(アジアエックス) 2013年5月29日

 シンガポールについて定期的にニュースを提供するウェブサイトが6月1日付で免許制になる。既に免許制になっている新聞、テレビと監督の枠組みを同じにするためだ。

 ヤーコブ・イブラヒム通信情報相によると、オンラインでニュースを読む国民の増加に対応した。

 免許取得が必要になるのは、

●1週間に1本以上、シンガポールの情報や時事について報道
●1カ月に5万人以上のシンガポール在住者がアクセス--の条件を満たしたサイトで、アジアワン・ドットコムなどシンガポール・プレス・ホールディングス(SPH)が運営する7つのサイト、チャンネル・ニュースアジアなどメディアコープが運営する2つのサイト
●およびヤフー・シンガポール

 の計10サイト。

 免許は1年ごとの更新が必要。メディア開発庁(MDA)に収める契約履行保証金は5万Sドル(約400万円)。

 不快を催すむごたらしい交通事故現場の写真、宗教的配慮を欠く記事、売春の広告といった、一定の基準を満たさない内容は、メディア開発庁(MDA)から削除指示があった場合、24時間以内に削除しなければならない。

 政府は来年、放送を改定し、海外でホスティングされているサイトにも同じ規制を適用する方針だ。

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