ブログやフェイスブック、ツイッターなどで情報を発信する経営者は多い。そんな中で、「社長からの情報発信頻度が極端に低下すると、業績悪化や何か良くないことが起きている」ということを都市伝説のように聞くが、本当だろうか。

 今回は、経営者も多用するフェイスブックのあり方について考えてみたいと思う。

 私ごとで恐縮だが、5月1日に次女が産まれた。その日はフェイスブックで、今までにないぐらいの数多くのお祝いメッセージと「いいね!」をいただいた。そのときつながっていた「友達」が600人ほどなのだが、「いいね!」の数は220、メッセージは115であった。

 長女が産まれたときは、ツイッターを使うことが多かった。フェイスブックはおっかなびっくり始めた直後だったので、フェイスブックのお祝いメッセージも「いいね!」もそんなに多くはなかった。今回、メッセージが増えたのは、当時よりも「友達」が増えて、フェイスブック自体の認知度も向上したからだろう。

フェイスブックへの投稿が面倒くさいわけ

 さて、フェイスブックでお祝いメッセージをいただいておきながらこんなことを言うのは気が引けるのだが、実は私個人としては、このところフェイスブックに飽きがきている。つまり、少し「めんどくさく」なってきているのである。

 そもそも私がフェイスブックに投稿する内容はおおむね以下の3種類である。

・子供ネタ(娘の画像など)
・趣味ネタ(レースやゴルフなど)
・周囲で起きるトピック(自宅前の桜の写真を開花直前から葉桜になるまでアップし続けるなど)

 子供の映像に関しては、写真を撮るよりもビデオカメラで撮影することが多い。またスマホの解像度が高くなってきたとはいえ、デジカメにはまだまだかなわない。

 それに私の場合、動画も静止画も最高画質で保存するように設定している。スマホも、ビデオカメラも、デジカメもすべてそうだ。すると、内蔵ストレージがすぐにいっぱいになってしまう。ビデオカメラやデジカメには大容量の記憶装置が内蔵されているようだが、スマホはそこまでサイズの大きなデータを保存することは想定されていない。加えていろいろなアプリケーションを次から次へと入れるものだから、容量がすぐにいっぱいになる。従ってスマホで子供を撮影する機会がめっきり減ってしまった。