「所作」とデザートワインで株を上げるクリスマス

男と女のワイン学(レッスン2)

2011.12.19(Mon) 平野 美穂
筆者プロフィール&コラム概要

 ワインを飲む場面で簡単に実行できることなので、ぜひ身につけることをオススメします。

 目の前の女性を扱うように、ワイングラスを大切に感じられたら完璧です。

ワンランク上のワインを演出できるデザートワイン

 さて、所作もさることながら、より分かりやすいインパクトを演出したいならお薦めのワインがあります。

 クリスマスと言えばシャンパンでの乾杯が定番ですが、「締めのワイン」こそ大人ならではの気遣いの真骨頂。そこで、「デザートワイン」の出番です。

 この季節は気の利いたレストランならばグラスでオーダーできますし、ホームパーティーやご自宅用に便利なハーフボトルも多く出回っています。

 デザートワインと料理とのベストマッチと言えば、フォアグラと「ソーテルヌ」というフランスのボルドーの貴腐ワインです。また、イタリア、ドイツ、ハンガリー、カナダ産のデザートワインも大変おいしく、ワインショップやネットショップでハーフなら2000円弱の手頃な価格から手に入ります。

 フォワグラに限らず、パテ、チーズ、ドライフルーツやケーキとも合いますのでクリスマスのお料理にピッタリですね。甘いものが苦手な方はデザートワインだけ楽しむのもいいでしょう。

 デザートワインの中には、一房どころか、一粒、一粒を手摘みで収穫するほど手間をかけて作られているものも少なくありません。通常のワインにはない工程です。丁寧な作られ方をしているということは、先の所作にも通じる、相手を思いやる優しさを暗に表現してくれるツールにもなります。

 キラキラと金色に輝き、そして糖度の高さからくる「とろり」とした質感が甘美で、とても妖艶なワインです。爽やかな蜂蜜を思わせるほんのりした甘さが女性にうけて、話題に花が咲くこと請け合いです。

 シャンパンで乾杯をして締めにデザートワイン。いわばワインのフルコース。

 カジュアルなホームパーティーも、一気に華やかで上質なものへと昇華させてくれますから、招かれた場合の手土産にもオススメです。

 「所作」と「デザートワイン」。大枚を叩く前に、ちょっとした気遣いでワンランク上の大人を魅せられます。これが大人の甲斐性なのかも。

【訂正】記事初出時に、ワイングラスを回すのは「時計回り」とありましたが、「反時計回り」(右利きの場合)の誤りでした。本文は修正済みです。(2011年12月19日)

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