11月27日に総務省から発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、「生鮮食品を除く総合」ベースの数字(コア)が前年同月比▲2.2%となった。8カ月連続の下落だが、マイナス幅は8月の▲2.4%をピークに、2カ月連続で縮小した。前年同月比の押し上げに寄与した品目は「ガソリン」「灯油」など。押し下げに寄与した品目は「生鮮食品を除く食料」「都市ガス代」「電気代」「家賃」「外国パック旅行」などである。

 商品先物に振り回されやすい部分を除いた「食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合」ベースの数字(いわゆる欧米型コア)は、今回10月分で前年同月比▲1.1%となり、マイナス幅は前月から0.1%ポイント拡大した。

 季節調整済指数は、コアが99.8(前月比▲0.2%)、欧米型コアが98.3(同▲0.1%)。後者は過去最低を更新した。ベースラインの物価動向は引き続き下向きであることが分かる。