
働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、当社のDXサービスを活用し、自社のビジネスや働き方に変化・イノベーションを起こしたユーザーを表彰する「Sansan Innovation Award 2025」の受賞企業を発表します。本アワードは、ユーザー同士の経験・ノウハウの共有を活性化させ、デジタル変革をさらに後押しするために開催するもので、今回で7回目となります。今回は「Sansan Innovator」と「Bill One Innovator」そして「Contract One Innovator」の3つの賞で4社が選出されました。
■「Sansan Innovation Award」について
Sansan Innovation Awardは、営業DXサービス「Sansan」のほか、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」など、当社が提供する働き方を変えるDXサービスを活用している企業や団体、個人であれば誰でも応募することができます。
選考は、独自性、成果・効果、社会性・影響力、活用方法の再現性、ユーザーコミュニティー「Sansan Innovation Community」への貢献度などの基準に基づいて、総合的に実施されます。
第7回目となる今回も、Sansan Innovation Award事務局が厳正なる審査を行い、応募いただいた多くのユーザーの中から、「Sansan Innovator」、「Bill One Innovator」そして「Contract One Innovator」の受賞企業・団体を選出しました。これらの賞は当社のDXサービスを活用して働き方の変革に貢献したユーザーに贈られるものです。
■「Sansan Innovation Award 2025」受賞企業(※1)
【Sansan Innovator】
・小西安株式会社

企業代表:ライフサイエンス部 ライフサイエンス課 課長 石井 啓誠様
受賞理由:
小西安株式会社は、Sansanを活用した営業活動による成果創出において顕著な実績を上げたことを評価され、Sansan Innovatorを受賞しました。
同社は、営業活動における属人化の解消を目的に、Sansanを導入。個々の営業担当者が持つ専門知識や人脈情報を蓄積・共有し、組織全体の営業効率を高める仕組みを確立しました。その結果、Sansanを活用した業務の効率化により、1人あたり3.2時間/月、全体で499時間/月の工数削減を実現しました。さらに、企業データベースの活用により、新規ターゲット業界・企業へのアプローチを強化し、より戦略的な営業活動を推進。加えて、契約データベース「Contract One」を導入し、契約書の営業活用を視野に入れるなど、Sansanの活用範囲を拡大しています。これらの取り組みが、情報資産を活用した営業活動の高度化を実現した点で高く評価されました。
・日本通運株式会社

企業代表:セールスイネーブルメント部 係長 服部 有未加様
受賞理由:
日本通運株式会社はSansan活用による営業ROI(投資利益率)の可視化と、それを基にした戦略的な営業活動の推進において顕著な成果を上げ、史上初となる3年連続受賞です。
同社はSansanを営業支援ツールとして、生産性を上げることに加え、売上拡大に繋げるためのツールとして活用し、営業ROIの計測に取り組みました。その結果、Sansan活用による2024年1月~9月における売上総額47.7億円を達成し、投資額の4.4倍の効果を実証。また、エリアや役職を超えた情報共有を促進し、異なる部門間の連携強化にも取り組んでいます。営業戦略策定時に、Sansan Labsの顧客情報分析を取り入れるなど、Sansanを最大限に活用した先進的な取り組みも高く評価されました。
【Bill One Innovator】
・フルサト・マルカホールディングス株式会社

企業代表:UNISOLビジネスパートナーズ株式会社 財務企画部 経理2課 課長 吉川 継雄様
受賞理由:
フルサト・マルカホールディングス株式会社は、Bill Oneを活用した月次決算の加速とガバナンス強化の実現において顕著な成果を上げています。同社は、法対応、テレワーク推進、ペーパーレス化、シェアードサービス導入準備の4つの目的でBill Oneを導入。経理業務の効率化と標準化を推進し、月間の請求書処理件数8500件超という圧倒的な活用実績を誇ります。
なお、Bill Oneの活用により1960時間/月(392万円相当)の工数削減を実現し、処理漏れや支払遅延の防止、請求書の一元管理による業務負担の軽減につなげました。さらに、グループ全体での請求書処理の統一を進め、郵送比率の低下やデジタルインボイス対応など、将来的な運用最適化に向けた取り組みをしています。
こうした請求書処理の迅速化と正確性向上、グループ全体の業務標準化に取り組んだ点が高く評価されました。
【Contract One Innovator】
・双日テックイノベーション株式会社

企業代表:コーポレート統括本部 財経・リスク管理部 リスク管理課 課長 石村 武様
受賞理由:
双日テックイノベーション株式会社は、Contract Oneを活用した生産性向上とリスク管理領域の効率化において顕著な成果を上げました。
同社は、Sansan、Bill One、Contract Oneのすべてのサービスを導入し、契約・取引リスク管理のDXを推進。特に、Contract OneとSansanリスクチェックの活用により、反社会的勢力排除のためのチェック対象を取引先2700社から取引前の企業を含めた1万7200社へ拡大し、リスク管理体制を強化しました。
また、Contract One AIを活用して、売り・仕入間の契約上の差分を把握するためのリスク分析工程において、事業部は作成時間を20%削減、法務はチェック時間を30%以上短縮させました。さらに、契約書管理の効率化により、登録作業工数を年間300時間削減し、検索工数も年間200時間以上削減しました。Sansan Data Hubとの連携により顧客情報の一元管理を進め、さらなる業務効率化を目指すなど、DX推進に取り組む姿勢も評価されました。
詳細は後日、ユーザー向けオンラインコミュニティー「Sansan User Forum」でもご覧いただけます。
また、「Sansan Innovation Award 2026」の開催も決定しました。詳細は以下をご参照ください。
Sansanは、今後も「ビジネスインフラになる」というビジョンのもと、ユーザーのビジネスを前進させるべく各プロダクトを進化させていきます。
※1:受賞企業代表者の役職は、2025年3月14日時点のものです。
*Salesforce は Salesforce, Inc. の商標であり、許可のもとで使用しています。
(以上)
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:70億47百万円(2024年11月30日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com