見直しが続く欧州の自動車電動化方針 トヨタ、ホンダ、マツダ…日本メーカーの「EV急減速」への対応は?

完全電動化のタイムリミットを前に鈍化するEV販売と揺れる目標
2024.9.20(金) 大谷 達也 follow フォロー help フォロー中
経営自動車
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ボルボの最新にして最高峰『EX90』はBEV(出所:ボルボ)
メルセデス・ベンツのEVブランドであるEQシリーズの最高級セダンとして2021年にデビューした『EQS』は2024年4月にアップデートがアナウンスされた。その一方で、既存のガソリンエンジンモデルのマイナーチェンジのリーク情報が次々に報じられている(出所:メルセデス・ベンツ)
先にも報じた通り(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/82953)、BMWはトヨタとFCEVに関する協業を前進させた。右はBMWのオリバー・ツイプセ会長。左はトヨタの佐藤 恒治 代表取締役社長(出所:BMW)
フォルクスワーゲンは2024年4月の北京モーターショーにて既存のフォルクスワーゲンラインナップとは異なる中国市場向けの新ブランド「ID. UNYX」の第一弾となるモデルクロスオーバーEV『ID.UNYX』を発表した(出所:フォルクスワーゲン)
フォルクスワーゲングループでは、今年、アウディが新世代の内燃エンジン車用新プラットフォーム「プレミアムプラットフォームコンバッション」を用いた新型「A5」を発表。アウディAGのゲルノート・デルナーCEOは「全電動ポートフォリオの拡大と並行して、効率的な内燃エンジンを搭載した新世代のモデルを導入する」として内燃機関搭載車の継続を宣言した(出所:アウディ)
「2040年にグローバルでのEV/FCEVの販売比率を100%とする目標に変化はない」としたホンダ。中国でも全モデルEV化は2035年としている(出所:本田技研工業)
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2024年8月にフラッグシップSUV「MAZDA CX-80」の日本仕様を発表したマツダ。パワートレインはプラグインハイブリッドの「e-SKYACTIV PHEV」、3.3L直列6気筒ディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 3.3」、直列6気筒ディーゼルエンジンに「M HYBRID BOOST」を組み合わせた「e-SKYACTIV D 3.3」 の3種類。現社長・毛籠 勝弘氏は2030年までを3つのフェーズに分け、市場の変化やニーズに応じて柔軟に電動化を進め、2027年にマツダ初のEV専用プラットフォームを採用するバッテリーEVを導入予定。協業関係にあるパナソニック エナジーが能力増強を図り、2030年までに年間10GWhのセルの生産能力を達成、2027年以降に大阪府の住之江工場および貝塚工場で生産する円筒形リチウムイオン電池セルをマツダに供給し、マツダにおいてモジュール・パック化する計画を発表している。(出所:マツダ)

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