最先端ではなく「10年前の半導体」を作るJASMに政府が大型投資をする納得の理由 早大・長内教授に聞く、日本半導体の復権「最後で最大のチャンス」をつかむ経営戦略(前編) 2024.7.8(月) 三上 佳大 フォロー フォロー中 経営 マーケティング 製造業 Tweet この写真の記事へ戻る 早稲田大学商学学術院 経営管理研究科 教授 長内厚氏(撮影:木賣美紀) 長内 厚/早稲田大学大学院経営管理研究科教授 京都大学経済学部卒業。1997年ソニー株式会社入社後、映像関連機器部門で商品企画、技術企画、事業本部長付商品戦略担当、ソニーユニバーシティ研究生などを歴任。筑波大学大学院(修士(経営学))、京都大学大学院(博士(経済学))で経営学を学び、神戸大学経済経営研究所准教授を経て2011年より早稲田大学ビジネススクール准教授。2016年より早稲田大学大学院経営管理研究科教授。早稲田大学IT戦略研究所研究員・早稲田大学台湾研究所研究員を兼務。ハーバード大学客員研究員、東海大学(台湾)訪問教授、京都大学経営管理大学院研究員、組織学会評議員、国際戦略経営研究学会理事などを歴任したほか、ソニー株式会社外部アドバイザー、台湾奇美実業グループ新視代科技顧問、ハウス食品グループ本社株式会社中央研究所顧問、(財)日本台湾交流協会貿易経済部日台ビジネスアライアンス委員なども務めた。現在、ビジネス・ブレークスルー大学客員教授、総務省情報通信審議会専門委員、ハノイ外国貿易大学客員教授(ベトナム)、学校法人ソニー学園総合研究センター副センター長も務める。主な著書に長内厚・榊原清則編著(2012)『アフターマーケット戦略』(白桃書房)、長内厚・神吉直人(2014)『台湾エレクトロニクス産業のものづくり』(白桃書房)など。世の中の様々な事象を経営学を使って読み解く、YouTubeチャンネル「長内の部屋」を開設し発信中。 長内厚『半導体逆転戦略 日本復活に必要な経営を問う』(日経BP 日本経済新聞出版)