意外にも太宰治ゆかりの名城・甲府城、縄張が実践的で、ただならぬ緊張感に満ちている理由
写真/西股 総生(以下同)
(画像1/8)
天守台から西に甲斐の山々を望む。遠くに白根三山が見える
(画像2/8)
中央本線と甲府駅をはさんで南側には稲荷櫓、北側には山手門が復元されている
(画像3/8)
天守台の平面形はひどく歪んでいる。さぞかし前衛的な桃山デザインの天守が建っていたことであろう
(画像4/8)
左手の内松陰門から本丸銅門(右手)までの通路は屈曲を繰り返しながら石段を登る。突破はきわめて困難だ
(画像5/8)
数寄屋曲輪東側の石垣。古態な技法をとどめており貴重だ
(画像6/8)
復元された稲荷櫓を見上げる。城は徳川綱重期以降に改修され、櫓や城門は一新されたようである
(画像7/8)
富士には月見草がよく似合うように、甲府城には桜より新緑の方がよく似合う、と個人的には思う
(画像8/8)
意外にも太宰治ゆかりの名城・甲府城、縄張が実践的で、ただならぬ緊張感に満ちている理由
この写真の記事を読む

連載の次の記事

日本の城の魅力を知るなら最初に訪れたい松江城の魅力とその理由、国宝の現存天守、実戦的な縄張と立派な石垣

名城の歩き方
1〜 26 27 28 最新
関連記事
『鎌倉殿の13人』中世軍事考証担当が考える、大河ドラマの物語性とその役割 後鳥羽上皇が見誤った「尼将軍」北条政子のカリスマ性はどうして生まれたのか 北条義時が政治的実権を握っていた鎌倉、なぜ「鎌倉殿」は必要とされたのか? 「出向社員」源仲章が示した、鎌倉幕府の武士の成長と京下りの文官の変容 実はデキる人だった!?実朝の教育係・源仲章の人物像と暗殺の謎 右大臣に任じられた源実朝に見る、朝廷と幕府、天皇と鎌倉殿の複雑な関係

本日の新着

一覧
「広島県初の女性知事」に願う、男女格差を指摘せず男性年長者に逆らわぬ女性しか認められない社会にだけはどうか…
【どーしょーるん】「男は仕事、女は仕事と家事」の考え根強い広島、若い女性はどんどん他地域へ、この状況を女性知事は変えてくれるのか
宮崎 園子
毛沢東や鄧小平の時代とは違う、強大国となった習近平時代の中国は「台湾」で妥協しない、その虎の尾をなぜ安易に…
【舛添直言】商売でやっている保守系雑誌の真似をして、威勢のいいことを言うのは政治家の仕事じゃない
舛添 要一
政府が補正予算で見せたAI活用の本気度、AIと半導体に追加投資の意味とは
政府が狙うAI立国、AI活用は企業経営の必須科目に
木寺 祥友
【高齢者連れ去り・江東区②】任意同行した警察署から消え、区側は一切の面会を拒否…虐待ないのに、なぜ?
フロントラインプレス | 西岡 千史
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。