食品などを中心に値上げが続くが、付加価値を上げて安易に値下げしないという発想が必要だと山田教授は語る(写真:共同通信社)
山田久(やまだ・ひさし)/1987年京都大学経済学部卒業、住友銀行(現三井住友銀行)入行、1993年から日本総合研究所。経済研究センター所長、理事、副理事長を経て、2023年から法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授、日本総合研究所客員研究員。京都大学博士(経済学)。『同一賃金同一労働の衝撃、「働き方改革」のカギを握る新ルール』(2017年、日本経済新聞出版社)、『デフレ反転の成長戦略 「値下げ・賃下げの罠」からどう脱却するか』(2010年、東洋経済新報社)など著書多数。