ロンドン、St.James通りの洋装店のショーウィンドー。ロンドンの老舗が日本支援に立ち上がってくれるのはうれしい。しかし、どこかに商魂を感じてしまうのは、筆者だけだろうか
ロンドンの ITSU SUSHI にて。 あまりに多くの客が食材の出所を尋ねるので、安全宣言のつもりでポスターを張り出したとのこと。それでも客足は遠のき、ビジネスは大打撃を受けている。我々にとっては、最近の和食レストランが日本産食材を必要としなくなっているという証拠を見せつけられるような話で、決してうれしいポスターではない
モスクワのある酒販店でバーボンやスコッチより上位に並べられた日本のウイスキー。日本製品は高級品扱いで特別なスペースを与えられることが多い。これは日本に対するロシア人の気持ちの反映と考えて間違いない
大震災の風評とは無縁なロシアの寿司レストラン。YAKITORIYAでは、カーニバルシーズンに合わせ、寿司カーニバルなるイベントを開始。3D写真によるメニューを3Dメガネとともに客席に配り、客は立体的な寿司を見ながら注文できる。寿司とレストランの内装はどんどん日本から離れていが、これも進化というものだろう
業務店回りをするサントリー担当者と代理店のブランドマネジャー。彼らの地道な努力により、ほとんどの和食レストランにはサントリー製品が 入りつつある。売り込みに際して示される業務店側の日本に対する理解と支援の心は、何よりもありがたいもので、他国ではなかなか出合うことができない
YAKITORIYA Tverskaya店。ここは中華レストランだったのを和食レストランにしたので、店内にはまだ多くの中国産陶器、花瓶類が並ぶ。営業不振の中華料理から和食に転換することからもロシアにおける和食の好調ぶりが分かる
和食レストランのバーに並ぶ「サントリーオールド」。本格的な販売開始からほぼ4年で、ほとんどの和食店に同社製品が並ぶようになった
ロシア人が見よう見真似で作った和菓子で日本風に喫茶しようとしているところ。こうした日本ファンが、年齢にかかわりなく広くロシア社会に存在していることは、今後の日露関係を考えるうえで大きなプラスになると信じる
モスクワで5月末まで開催中の「サムライ展」。 ほぼ毎年開かれていて、甲冑、日本刀のコレクションを見るために多くの人が遠くから集まってくる