川岸近くにある谷のような地形には小さな橋がかけられ、立体交差している場所がいくつかありました。その橋の上で、猫たちは日が当たるのを待っていました。

 この猫が歩いている塀の向こう側は、急な下り階段で、先に進むほど高低差がぐっと大きくなります。

「それ以上先に進んだら、危ないよ」と話しかけると、「そうだね」とおとなしく座り込みました。もっと近づいて撮りたかったけれど、近づかずにズームレンズの望遠側で撮りました。猫は突発的な行動をとることがあり、落ちてしまわないか心配だったからです。

 後ろ姿も撮りました。遠くにポルトのランドマーク、ポルト大聖堂が見えます。猫は、ポルト大聖堂といっしょに撮ってほしかったのかもしれません。