▼2021年5月、木造アパートの1階を改修した「和酒酔 処わく別誂」がオープン。

「和酒酔 処わく別誂」。筆者もたまにランチを食べに行く

▼2021年6月、木造アパートの2階を改修したコワーキングスペース&シェアキッチン「Attic」がオープン。

▼2021年7月、コーポ紫雲の1階を改修した「うつわ base FUURO」がオープン

「うつわ base FUURO」の前庭(写真:長谷川健太)
「うつわ base FUURO」の店内(写真:長谷川健太)

・開発者の深野弘之氏は江戸時代から代々、このエリアに居住してきた。2019年に父親が他界して深野家17代目当主となり、それを機に、再生に着手。

・大通り側にある地上14階建ての集合住宅「MFビル」も深野氏の所有で、ニシイケバレイの構成建築の1つ。

・改修の設計はいずれも須藤剛建築設計事務所。

須藤剛氏。1980年埼玉県生まれ。2003年法政大学工学部土木工学科卒業。ジャムズ、北川原温建築都市研究所を経て、2012年須藤剛建築設計事務所設立(写真:須藤剛建築設計事務所)

・デザイン的には、強い図像となる表現は少なく、各部の収まりの丁寧さと植栽や外構で居心地の良さを感じさせる手法。