英語の膨大な資料が即座に日本語へ

 業務効率化がどれほど進展するかが視覚的に伝えられました。

 AIが多言語対応することで、外国人スタッフなど多様な言語への対応力も強化されると説明されています。

 さらに寳野氏は、AIエージェントの新しい応用として「NotebookLM」を紹介しました。

 英語で書かれた膨大な資料をNotebookLMに投入すると、即座に日本語へ翻訳し、重要なポイントをまとめるといった活用が可能です。

 この機能は、国際的な業務や学術分野での活用が特に期待されます。

 また、NotebookLMは議事録作成や市場調査など、日常業務にも幅広く応用可能だと説明されました。

 また、協業を推進する仕組みとして「エージェントスペース」の活用例も紹介されました。

 このエージェントスペースはAIエージェント間での連携を可能にし、例えばメール送信といった業務プロセスまで自動化・効率化する機能を持っています。

 特に、複数部署間のコミュニケーションをAIが中継し、意思決定を迅速化できる点が強調されました。

 しかし一方で、AI活用に伴う課題として「コピペ作業」がまだ存在していることにも触れられています。

 だからこそ、AIエージェントが必要とされるのです。