電池は外さないと発火などの原因に
小型家電と同じように専用の回収ボックスが設置されているものといえば、電池がある。対象となるのは、リチウムイオン電池などの充電池や乾電池、ボタン電池で、自治体で回収しているケースもあれば、販売店での回収が呼びかけられている場合もある。電池が回収されているのは、資源利用のためというよりも、処分する際に発火する危険性があるためだ。
リチウムイオン電池は磁石にくっつかないために、ゴミ処理の段階で取り除くのが難しいという側面もある。リチウムイオン電池が使われている小型家電を不燃ごみに出したり回収したりする場合には、電池を必ず取り出すようにしよう。
これまで捨てるのに困っていた小型家電も、資源として役に立つと分かれば、機会を見つけて回収ボックスに持ち込もうという動機になりそうだ。回収してくれる小型家電の種類や回収方法は自治体によって異なるので、大掃除の際には必ず確認するようにしたい。
【大掃除前に確認したい、ゴミ分別・リサイクルの常識】
◎“あの紙”はリサイクルNG!わずか1枚の混入で古紙100トンの損失も
◎「ちょっとなら大丈夫」が絶対NGなゴミとは?分別しないと焼却炉が稼働停止、復旧に約2億円も!
◎ゴミ分別の意外な盲点!ペットボトルの口のリング、段ボールの巨大ホチキス…外すべきか否か
◎【大掃除】その小型家電、捨てるの待って!安易に不燃ゴミにするのはNG、貴重な“都市鉱山”かも←いまココ