インフルエンサーとして活動するAIモデルも

 野村ホールディングスは、新NISAの広告にAIモデル「imma」を起用。immaは野村ホールディングス向けに生成されたものではなく、バーチャルヒューマンのプロデュース会社Aww(アウ)が生み出したもので、バーチャルインフルエンサーとしてすでに活動を広げている。4月には、大阪・関西万博のスペシャルサポーターに就任することも発表されている。

野村ホールディングスや新NISAの広告に起用したバーチャルヒューマン「imma」(出所:野村ホールディングスのプレスリリース

 immaのInstagramフォロワー数は2024年6月時点で38万人を超えており、インフルエンサーとして大きな影響力を持っている。Instagramでは出かけた場所や食べたもの、会った人などの日常風景を投稿しており、一見すると実在の人物と変わらないと思えるほどだ。

 また「東京2020パラリンピック」の閉会式への出演や、ファッション誌『Harper's BAZAAR』台湾版では表紙を飾り、36ページの巻頭特集を組まれるなど活動の場は幅広い。さらに2023年8月には自身のファッションブランド「Astral Body」を立ち上げている。