もはや新しい「単位」

 ロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平選手。プロスポーツ史上、最高額となる10年総額7億ドル、契約時の為替レートで1015億円という超大型契約となった。1015億円という金額は大きすぎてとてもイメージできないが、11月に生した巨大複合施設「麻布台ヒルズ」の総事業費は約6400億円。大谷選手が6人いれば、都心の超大型再開発も実現可能ということだ。

 野球にストイックに取り組む大谷選手は最大限リスペクトするとして、スーパースターの現在価値が青天井で増える現状をどう考えればいいのか。モノのグローバリゼーションは既に巻き戻しが始まっているが、コンテンツのグローバリゼーションはこれからが本番なのかもしれない。(作画:田楽庵、文:蛙教授)

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【田楽庵】
フリーランスイラストレーター/漫画家。
東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。別名義で週刊少年ジャンプ+(集英社)にて新人賞受賞・掲載歴あり。

【蛙教授】
編集者/ジャーナリスト
東京都生まれ。大手メディアで記者や編集者を歴任した後、独立。