陸奥大島灯台

 記事冒頭の地図を再掲する。陸奥湾の右半分、特異な形をした下北半島が形作る内海の出入口を両側から固めているのが、陸奥弁天島灯台と陸奥大島灯台だ。そして、陸奥大島灯台も無人島である大島に立っている。

 これまでの3カ所と違うのは、「無人島灯台」という感じがあまりしないことだ。

 大島には橋が架かっていて、歩いて灯台の真ん前まで行けるが、島が大きく灯台周辺から海面があまり見えないので「無人島」にいるという印象が少ない。さらに、行くまでに山の上り下りなどがあるので、島というより岬の突端にある灯台に行く感じに近い。船を使わずに、無人島灯台の真ん前まで行きたい人はここがいいだろう。青森市街からも近いし。

 大島の全体はこんな感じだ。山が大小2つあって、小さな方に灯台がある(赤矢印)。橋があるのは左端なので、そこから大きな山を越えていかなければならない。

 大島にかかる橋はなかなかりっぱだ。灯台へ行く人のためというわけではないだろうが。

 島に着いてすぐに、急な階段が長く続く。