鯛(真鯛)はちょっと違うような気がするし、クジラだと思う人もいるようだが、頭の形と目の位置からすると甘鯛ではないだろうか。
画像を拡大するとなかなか端正な形だ。塗装の色も含め、大間埼灯台と近いものがある。1945年(昭和20年)1月という、戦時中に作られた灯台だ。
次は海側から。脇野沢から津軽半島の蟹田(外ヶ浜町)に向かうフェリーからは、“鯛”の反対側が見られる。前掲の地図では航路が鯛島の北(上)を通っているが、実際には地図に書き入れた黒線のように東(右)から南(下)を通る。
こちら側から見ると、甘鯛というより、ナポレオンフィッシュか。牛ノ首岬からより距離は遠い気がする。
その後、フェリーは方向をちょっと変え、鯛島に少し近づく。
だが、胴体と尾びれがちょっと離れて、魚っぽくなくなってしまった。島の形状、近さから考えて、陸側の牛ノ首峠からが、一番見栄えがいいように思う。