韓国の普通の焼き肉屋は、牛と豚ではっきり分かれていて、牛肉を出す焼き肉屋では豚や鶏を取り扱わないし、豚専門店では牛肉や鶏肉を出すことはない。

 また、ホルモンはホルモン専門店で売っているので、利用する側がその日の気分や財布事情によって行くお店を決めることになる。

 たまに、牛も豚も一緒に取り扱う店もある。

韓牛オマカセでは5万円価格設定も

 日本では焼き肉屋へ行けばあたり前に食べられるタンを取り扱う店もごくわずかで、普通はカルビ(生、味付け)、ロースぐらいしかない。

 特殊部位が食べたい場合は、その専門店へいくことになる。

 だが、韓牛オマカセの場合、牛の様々な部位が多彩な料理法で提供される。

 ちなみに、韓牛は和牛に対抗して作った韓国のブランド牛のネーミングである。これが寿司屋のオマカセよりずっと高い場合が多い。

 一般的に25万ウォン(約2万5000円)くらいする場合が多く、50万ウォン(約5万円)と非常に高い価格設定も存在する。

 寿司屋のオマカセが大体10万~15万ウォン(約1万~1万5000円)だということを考えると異常である。