2020年第4四半期(青)21年第1四半期(赤)第2四半期(浅緑)第3四半期(橙色)第4四半期(水色)と、20~24歳をピークに急増を続ける日本女性への梅毒蔓延(https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/syphilis/2021q4/syphilis2021q4.pdfのデータから作成)。四半期が進むにつれ拡大し、最悪記録更新中であることが明らか

「梅毒」が日本列島に蔓延しています。

 2022年2月、新形新型コロナウイルス感染症はオミクロン爆発のピークを越えつつあるようですが、梅毒は現在も急増のさなかにあります。

 ここで油断して、別のとんでもない貰いものをしないようにしなければなりません。

最悪の状況、21世紀の梅毒流行

 今現在「日本の梅毒」の蔓延が、現行の統計を取るようになって過去最悪の状況にあることを、皆さんはご存じでしたしょうか?

 コロナで社会は「人流」を抑制、「接触」も減らしているはずなのに、なぜか「接触」しないと感染らないはずの病気が大爆発している・・・。

 困った状況が起きています。

 コロナ禍の昨2021年、日本の梅毒患者は12月5日までの集計で「7134人」と最悪記録を更新してしまいました。

 その患者は東京が2226人、大阪が761人、愛知が379人と大都市圏に集中している。ただ、地方でも患者は各地で確認されている。

 さらに、女性については20~24歳が飛び抜けて多く、他の年代から抜きん出ています(グラフを参照。色線は四半期ごとの数値を表す)。

 男性については20代から40代までほぼ横並びで50代以降下がって行きますが、なぜ20代前半の女性に集中して、新規の梅毒患者が激増しているのか?

 実は背景として風俗営業の媒介が統計データから実証されています。

 新型コロナ感染症対策で、殺菌や消毒を徹底しているはずなのに、なぜか最悪記録を更新している「梅毒」について最新情報をまとめてみます。