15日、インターネットメディア「マネートゥデイ」はソウル松坡区(ソンパグ)のユニクロ・ロッテワールド店を直接訪問し、当時の熱気を詳しく伝えている。

「午前10時30分、ソウル市松坡区ロッテワールドモールの中にあるユニクロ売り場の前には長い行列ができた。列に並んだ人々が増え続け、100人余りに達すると、ユニクロ側は新型コロナを考慮して番号札を配った。午前10時40分に受け取った番号札には、『午前11時30分に入場可能』という案内が書かれていた」

「オープン前から並んだおかげで早めに売り場に入場できたというキムさん(25)は、『普段からホワイトマウンテニアリングが気になっていたが、価格が高くて気軽に購買できなかった。ユニクロが協業するというので嬉しい気持ちで買いに来た』と説明した。(インタビューに応じた)彼らはみな、ユニクロが高価ブランドとのコラボレーションマーケティングを行うたびに必ず購入するといった」

「日本製品を買うとは面の皮が厚い」

 このネット記事には2600件以上の「腹が立つ」(「いいね」は340件)という意見があったが、記事の下には購入者を非難する書き込みが殺到した。

「正気じゃないよ」

「まったく高級に見えないビジュアルだ。(ノージャパンで)熱かった夏のことを思い出せ」

「買うのは自由だが、これだけ議論になっているのに、わざわざ買いに行く人々の面の皮は本当に厚いと思う」

「並んでいる時間に一生懸命金を稼いで本物の名品を買え! お前らが並んで買おうとしている企業がどんな企業なのか知っているのか!」

 ネットの反応を見る限り、日本製品、特にその代表格と見られているユニクロの製品に対する反発は続いているようにも見える。

 しかしそれはほんの表層の反応なのかもしれない。