初夏、「すしざんまい」にいった。昔1回だけ入ったことがあり、うまかったという記憶があった。それがどういうわけか、今回はそうでもなかったのである。ネタもわたしの嫌いなデカネタ気味だった。たしか10皿(20貫)程度で1700円ほどだった。他の回転寿司店に比べれば、値段がすこし高めである。

 そのとき、チェーン店の回転寿司をひととおり食べ比べてみようかと思ったのである。ひとり回転寿司決定戦である。「スシロー」が不動の一番人気らしいが、実際はどうなのか?

にぎっていないし、回転もしていないが

 各店に共通するのは、にぎってないことである。ネタはシャリの上に乗せてるだけである。それにいまの回転寿司は、「回転」とはいえ、ほとんど寿司は回っていない(店によってちがう)。全部タッチパネルからの注文品ばかりになっていて、レーンで運ばれてくる方式である。

 さて、最初に行ったのは「かっぱ寿司」である。

かっぱ寿司
 回転寿司はふつう一皿に2貫乗っている。これだとひとり客は多くの種類を食べられない。かっぱ寿司だけは1貫注文ができてこれがいい。席は間仕切りした一人用のカウンター。注文はタッチパネル。食べたのは、まぐろ110円、一貫びん長まぐろ55円、一貫するめいか110円、一貫真鯛塩炙り110円、まぐろ鉄火巻き110円、かんぴょう巻き110円、北海道産いわし165円、北海道産ひらめ110円、一貫ねぎとろ軍艦55円、中とろ165円、一貫あじ55円、するめいか220円、玉子110円の13皿である。会計は1485円(税込み、以下同じ)。このようにレシートに明細が出るのは「かっぱ」だけ。ふつうにうまく、ふつうに満足である。

はま寿司
 昼間、空いている時間なら、カウンターでなく、4人掛けのテーブルが選べるのはいい。タッチパネルが左上方にあって使いにくく、しかもいくら指の腹で押しても反応しない。係員に聞くと、爪でタッチせよとのこと。なるほど。食べたのは110円が6皿、165円が2皿で合計8皿990円である。領収書には明細が表示されてないからもうなにを食べたか覚えていないが、わたしのことだから中とろ、まぐろ、たい、あじ、いか、玉子、かんぴょう巻きあたりだろう。ネタは新鮮のように見え、シャリも小さく、うまかった。以前に比べて、種類も増えていた。

くら寿司
 くら寿司は北大路欣也を起用して「なんだこれは!」といわせたり(なんでもなかった、ただのカレーだった)、いまはダウンタウンを起用するなどCMに一番力をいれているように見える。わたしは大体14時半ごろ昼食に行くのだが、それでも混んでいた。一人用カウンターの数が少なく、隣との間隔も狭く気詰まりである。パネルは正面上。ただネタもシャリもサイズはちょうどよく、うまい。食べたのは10皿、1100円である。明細はなし。会計は、伝票のバーコードを機械に読ませるセルフレジである。一言もしゃべらず、食べて帰ることができる。こんなことになってるとは知らなかった。

スシロー
 回転寿司店人気ナンバーワンの評判らしい。ここは寿司がレーンにすこし流れて回っている。テーブル席に座った。パネルは左上。紙の手拭きがなく、手に醤油がついても拭けない。しかしネタもシャリもちょうどいい。中とろは一番か。ただ、流れている寿司のあいだに注文品がまぎれてやってくるので、うっかりすると見逃す恐れあり。自分の注文品は皿の色が決められている。2個来なかったので担当の女性にいうと、すぐ持ってきてくれた。ここもセルフレジである。合計9皿、会計は1265円である。