アマゾンのロゴ。2019年2月ニューヨーク。(写真:ロイター/アフロ)

 米アマゾン・ドット・コムは10月23日、全米で提携店舗を拡大すると発表した

 サプリメントやスポーツ栄養食品などを扱う小売チェーンの米GNC、ドラッグストアチェーンの米ヘルス・マート、百貨店など様々なブランドの小売チェーンを傘下に持つ米ステージ・ストアと提携し、同社のeコマース商品の取り扱い店舗を拡大する。

6月に始めた店頭受け取りサービス「カウンター」

 これにより、アマゾンの顧客は、数千に上る米国の店舗でネット注文した商品を受け取れるようになるという。

 同社は今年(2019)年5月に英国とイタリアで「カウンター」と呼ぶ店頭受け取りサービスを始めた。今年6月には米ドラッグストアチェーン大手のライト・エイド(Rite Aid)と提携し、米国でも同サービスを始めた。

 ライト・エイドとの提携は、まず、約100店舗でこの店頭受け取りサービスを開始し、今年の年末までに対応店舗数を約1500店に増やすというものだった。

 そして今回の提携で、上述した企業の店舗が加わる。その数は「さらに数千店舗増える」という。