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イゾラは、コペルの西4kmに位置しています。コペルから、30分間隔で出ている定期バスに乗れば約15分で着きます。
コペルの半分くらいの面積と規模の町ですが、コペルよりも大きなマリーナがあり、ヨットセーリングクラブがあるのが特徴です。
創業が約200年前!という海鮮レストランに入りました。
お通しでしょうか? すぐに小魚のあっさり南蛮漬けが出てきました! そのあと注文したムール貝のワイン蒸しは緑色をしていて、他の地中海沿岸で食べるものとは、味付けが少し違っていました。パセリとニンニクをすりおろしたもの、オリーブオイル、白ワイン、塩、胡椒で蒸し焼きにするのだそうです。少し塩加減が強かったけれど、コクがあって、とてもおいしかったです。
ある一角では三毛猫を何匹も見かけました。
血の繋がりのある猫たちかな?と思っていると、通りすがりの人が、「この猫のお母さんがドアの前にいる猫」と、教えてくれました。そのわたしと同年代の女性は、「猫が好きなの?」「こんな田舎に旅行で?」「なぜ? この町をどう思う?」と、矢継ぎ早に質問を浴びせてきました。
「猫が好きだから、この町も好きです。猫と出会えるからうれしい」と、やっとのことで答えると、「ダメ。こんな田舎。おしゃれじゃない。わたしは仕事で仕方なくここにいるけれど、リュブリャナに帰りたいわ。リュブリャナは、それは美しくて、華やかで、都会なの。あなたは、リュブリャナへ行くべき」と、説教されるように言われました。
そんなわけで、リュブリャナへ行ってみることにします。